ブライドル グランドウォレット
ココマイスターの数ある財布のなかで、私が好きな財布の一つがブライドル・グランドウォレットです。
使われているブライドルレザーは、英国で1000年以上も伝統がある革製品の素材です。
もともとは貴族の馬具用に使われていたので、素材自体の強度はすごくあります。
強度がある皮革は硬くて、製品に仕上げるのには扱いづらい皮革であることは確かです。
しかし、日本の職人が熟練の技術で、ブライドルレザーを使った財布を、見事なまでの完成度に仕上げています。日本人の職人ってすごいなって思うのは、こういう誰も出来ないような事を実現させてします時ですね。
買ってすぐの時は、表面に白い粉がついています。
実はこれ、ロウなんです。
伝統的な製法で作られている過程に、ロウ漬けにする過程があります。
完成後、そのロウが表面に浮き出て乾燥したので白い粉がついているのですが、無理に取る必要なありません。
財布を使いながら、そのロウで自然に磨かれるのです。
磨かれたブライドルレザーの顔は、すごくきれいな艶がでます。
この艶を見ながら一杯いけますよ。
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ